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論文

A Trial usage of microprobes for improvement of a scanning SQUID microscope

岡安 悟; 小久保 伸人*; 掛谷 一弘*

Physica C, 463-465, p.294 - 296, 2007/10

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Applied)

走査型SQUID顕微鏡は磁束量子観察において有用な装置である。磁気的な感度は極めて高いが空間分解能はピックアップコイルの大きさで制限を受けてしまっている。空間分解能を改善する目的でピックアップコイル上に微少なカンチレバーを置いて試用してみた。予備的な実験では空間分解能より感度の改善がなされた。

論文

Strong pairing and microscopic inhomogeneity of lattice fermion systems

山田 進; 町田 昌彦; 大橋 洋士*; 松本 秀樹*

Physica C, 463-465, p.103 - 106, 2007/10

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Applied)

高温超伝導体は、超伝導の強さを特徴づける超伝導ギャップの大きさが空間的に非一様に変化していることが複数の実験から示され、本質的に非一様な超伝導状態が実現している可能性が指摘されている。その一方、フェルミ原子ガスでは、相互作用が制御できるうえ、二つの対向するレーザーにより周期ポテンシャルが実現できることから、高温超伝導体と同じ状態を実験できる特徴を持っている。そこで、本研究では、著者らが開発したフェルミ原子ガスのシミュレーションプログラムを利用し、非一様性を持つ超伝導(超流動)がなぜ現れるのかを明らかにすることを目標とした。本プログラムを用いた系統的なシミュレーションの結果から、強い引力とそして、わずかな並進対称性の破れから、超伝導(超流動)を引き起こすクーパーペア間に強い相関が働き、非一様性が生じ、超伝導(超流動)と共存することを初めて見いだした。また、その非一様性の起源がクーパーペア間の相関効果であることが理解できた。これは、格子上で強い引力を及ぼし合うフェルミ粒子系に普遍的な振る舞いであり、今後、さまざまな系で発見されるか、再確認される可能性があると考えられる。

論文

Development of large current superconductors using high performance Nb$$_{3}$$Sn strand for ITER

小泉 徳潔; 礒野 高明; 濱田 一弥; 布谷 嘉彦; 松井 邦浩; 名原 啓博; 奥野 清

Physica C, 463-465, p.1319 - 1326, 2007/10

 被引用回数:11 パーセンタイル:47.03(Physics, Applied)

ITERモデル・コイル導体で観測された性能低下を充足する高臨界電流密度Nb$$_{3}$$Sn線の大量生産技術の開発、及びTF導体の試作を行った。その一方で、導体性能低下の原因と考えられている素線の連続的な曲げ変形による臨界電流値の低下について、実験、及び解析の両面から研究した。その結果、曲げ変形により一部のフィラメントが大きな歪を受けて臨界電流値が低下して、他のフィラメントへ電流が乗移る過程で、超伝導フィラメントをゼロ抵抗で横断できる場合は低下が小さく、抵抗を有する場合には低下が大きくなることを示した。さらに、ITER-TF導体用に日本で開発した素線は、曲げ変形による臨界電流値の低下が小さく、本素線を用いたITER導体を安定に運転できる見通しを得ることもできた。

論文

Theory for collective macroscopic tunneling in high-$$T$$$$_{rm c}$$ intrinsic Josephson junctions

町田 昌彦; 小山 富男*

Physica C, 463-465, p.84 - 88, 2007/10

 被引用回数:3 パーセンタイル:17.83(Physics, Applied)

原子力分野等において、これまで、放射線検出などのため、超伝導を利用した高精度デバイスが考案されてきたが、その動作原理については未解明な部分が多い。本研究では、高温超伝導体の結晶構造それ自身がデバイスとして機能することから、その動作機構について理論的手法を用いて研究を行った。その結果、結晶構造に由来するジョセフソン積層素子アレイの場合、スイッチングに重要な役割を果たす量子準位が積層数分だけ分裂し、マイクロ波を加えると、それらの間に遷移が起こり、スイッチング確率が積層数の2乗に比例して増加することが予言できた。この結果は、最近のドイツの実験グループの結果と同じであり、理論の正しさを証明している。

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